花粉症を体の中から改善したい…そう思う人は多いのではないでしょうか。しかし、花粉症と一口にいっても、症状や原因は人によってまちまち。その根本原因にアプローチし、改善へと導く治療があります。それは、東洋医学で昔から用いられてきた「お灸」。ということで、今月は、東京・銀座にある「お灸ルーム」で“お灸をすえる”体験をしてきました。 そもそも、お灸とはどういう治療法なのでしょうか。「全身にはツボがありますが、血行が悪くなって、栄養や酸素の供給が低下するとくぼんできます。その虚弱になっているツボにお灸で熱を与えることで、活性化して自然治癒力を高めていく、というのがお灸の治療なのです」と、院長の小泉洋一さん。
エステのような個室で施術。銀座という土地柄か、女性客も多数。
施術はエステのような個室で行います。問診で体調や悩みなどを伝えたあと、専用のウエアに着替えてベッドに横たわり、全身の状態を診察。その後、くぼんだツボにお灸をしていくのですが、火をつけたお灸を素肌に乗せるなんて、考えただけで熱そう…。案の定、すぐに熱さを感じる個所が数か所。ところが全く熱くない、お灸の存在すら感じない部分もあるのです。それはかなり気が不足している証拠だそうです。 なお、筆者のその日の悩みは、肩こりや胃弱。しかしお灸をする個所は、必ずしも肩や腹ではなく、背中だったり脚だったり。やはり全身はつながっているのですね。「背骨が少し曲がっていますね。こういう歪みもお灸で改善されるんですよ」と、鍼灸師の福永裕子さん。
お灸をしている間は、マッサージのような刺激はなく、汗がどんどん出るということもなく、じんわりと体が温まり、眠くなっていく感じです。仰向け、うつぶせ、横向きと体位を変え全身にお灸をしましたが、一向に熱さを感じないツボ、結構ありました。また、肩こりは首の弱さから来ていることも判明。しばらくお灸をしたあと、鍼治療も。約80分でコースは終了。肩を回してみると、軽い!先ほどの言葉通り歪みも改善され、まさにバランスが整った感覚です。
米粒よりも小さく練った灸で、ピンポイントにお灸。
体の歪みも、不調も、今出ている症状は、長年の習慣の積み重ねなのである程度継続して治療することが必要です。その点、お灸は自宅でセルフケアできるというメリットがあります。 初回ではお灸セットがもらえるので、マークしてもらったツボに、自分でもお灸をすえることが可能です。寝る直前などがいいようです。 花粉症に限らず、不調の根本原因を知りたい方は、お灸で自分の体と向き合ってみてはいかがでしょうか。
同じビルの1F はせんねん灸のアンテナショップ。香りのお灸、火を使わないお灸などにトライできます。
せんねん灸 お灸ルーム ○アクセス/東京メトロ銀座駅・東銀座駅より徒歩3分、JR有楽町駅より徒歩10分 ○営業時間/10:00〜13:00、16:00〜19:00(日・祝休) 中央区銀座5-10-9銀座YKビル3F Tel:03-6280-6668 Fax:03-6280-6707 URL:http://www.okyu-room.jp/index.html