ゲンキとキレイ:いつまでも健康で、きれいでいたい。

 
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お部屋と体のスッキリ大作戦
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紫外線対策はひふへほ
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メタボ対策運動ガイド
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足りていますか?野菜のビタミン
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発酵食品は滋養の宝庫
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はじめよう!健康・快適!ウオーキング
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自然でゲンキに!
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知っておきたい紫外線
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山のめぐみをいただきます
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きのこでおいしく健康に
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発酵食品は滋養の宝庫

2007.11.15 update.
発酵食品は滋養の宝庫 「保存版」

酢「酵・酢」 高血圧予防をサポート

防腐・殺菌効果があるといわれ、昔から食品を酢漬けにするなど保存に利用されてきました。最近では高血圧症を予防する効果も認められています。米酢、果実酢など、原料によってさまざまな酢が作られます。




みそ「麹・酵・乳」 良質な植物性タンパク質が豊富

たんぱく質を構成する必須アミノ酸が豊富です。また、コレステロールを下げる働きがあるとされるレシチンも含まれています。大豆のたんぱく質からできるペプチドには血圧上昇を抑制する働きがあるとされています。

みそ



血行を促し、体を温める効果も 清酒「麹・酵・乳」

米のでんぷんをこうじ菌が分解し、酵母が発酵する過程でアルコールが作られます。アミノ酸などの微量物質も豊富。血管の収縮を防ぎ血行を促進するため、体を温める効果も期待できます。※お酒は適量を心がけましょう。




抗酸化作用が期待できる しょうゆ「麹・酵・乳」

独特の香りを作り出すフラノン類や褐色色素成分のメラノイジンには、がんやさまざまな生活習慣病、老化などの原因となる活性酸素を抑制する効果があるといわれます。また、ナトリウムの排泄を促す働きを持つカリウムや、マグネシウムが豊富です。

しょうゆ


受け継がれる理由があります。
私たちの生活のごく身近にある発酵食品。冷蔵庫もなく、食料も限られていた時代には、日持ちする食品として欠かせないものでした。最近では、健康維持にも役立つと注目が集まっています。そもそも発酵とは、微生物(菌)が原料に含まれる成分を分解し、人間生活にとって有用な物質を作り出すことです。それによって、(1)もとの食品よりも栄養価が高くなる (2)消化吸収されやすくなるなど、体にうれしい変化が起こります。また、腐敗菌などの雑菌を寄せ付けにくくすることで、(3)保存性が高まる というメリットも。さらに、(4)独特の味や香りが生まれる のはどなたもご存じのことでしょう。ヘルシーで味わい深く、暮らしに役立つ発酵食品。長く愛されるのは当然といえそうです。
※各食品の成分は、代表的なものを記載しています。一つの食品に偏ることなく、バランスの良い食事を心がけましょう。

ビタミン・ミネラルが豊富 パン「酵」

酵母が生地の糖類を分解。酵母の働きによって、独特の香りや風味が生まれ、パンが膨らみます。ビタミンB1、ビタミンB2などのビタミン類、カルシウム、鉄などのミネラルが豊富。




ビタミンB2、ビタミンK2を摂取できる

大豆が納豆菌によって分解されるときに、体の成長に欠かせないビタミンB2やビタミンK2がたくさん作り出されます。独特のネバネバはナットウキナーゼという酵素で、血液をサラサラにする働きがあるとされています。

納豆「納」
納豆



消化を助け長の働きを活発に ヨーグルト「乳」

原料である牛乳のたんぱく質、カルシウムなどの栄養分を、乳酸菌が消化吸収しやすい状態にします。腸内の善玉菌を増やし、悪玉菌を抑制する効果や、腸の働きを活発にする効果もあるとされています。

ヨーグルト



ぬか漬け 米ぬかの栄養分を活用した、日本の漬物

ぬかの原料となる米ぬかには、炭水化物、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラルなどが豊富です。その中に野菜を漬け込むことで、分解された栄養分が野菜に浸透し、栄養、風味が豊かになります。



【 発酵食品を作る微生物 麹…こうじ菌 酵…酵母 乳…乳酸菌 酢…酢酸菌 納…納豆菌 】
イラストレーション:木暮雅子

おししい・ヘルシー・神秘的 もっと知りたい!発酵食品
知れば面白く、食べておいしい、そして体にもよい発酵食品。特に日本は発酵食品が豊富で、和食と発酵食品は切り離して考えられない関係にあります。 日々の食事に生きる発酵の知恵は、今日まで受け継がれています。
発酵食品は合理的 みそもしょうゆも、こうじから
みそ、しょうゆ、酢、清酒などは、日本食の原点ともいえる定番の調味料です。その原料は、私たちのごく身近な食料。収穫した米や大豆を、加工して保存性の高い調味料として活用したというわけです。
こうじから生まれる発酵食品
米、麦、大豆などに、「こうじ菌」という微生物を繁殖させることで「こうじ」が作られます。このこうじと米や小麦、大豆などの材料を合わせて発酵させることで、栄養豊富な調味料が生まれます。
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家でもできる米こうじ作り

こうじ菌量は、米1kgに対し、耳かき1杯程度。 霧吹きやカイロなどを使用し、湿度90〜95%、温度30〜34℃を保ちましょう。  
(1)米を浸水する (2)強火で蒸し上げる (3)こうじ菌をつける (4)保温・保湿して発芽させる (5)できあがり

(1)米を浸水する

(2)強火で蒸し上げる (3)こうじ菌をつける (4)保温・保湿して発芽させる (5)できあがり
たっぷりの水に一晩漬け、米に十分に水を吸わせます。   蒸し器に表面が均一になるように米を入れ、30分ほど蒸します。蒸し器の中の水がなくならないように注意しましょう。   蒸した米が冷めないうちに、こうじ菌(種菌・こうじかびとも呼ぶ)の胞子を茶こしなどで全体に振りかけてよく混ぜます。   箱や発泡スチロールのケースなどに米を入れます。米の表面に白い菌糸が生えてくるので、よくもみ込みます。   ふんわりやわらかい米こうじが完成。ひとつまみ食べてみると、どこかなつかしい、やわらかい甘い香りがします。
※こうじ菌を入手するには→株式会社糀屋三左衛門
(〒441-8087 愛知県豊橋市牟呂町内田111-1 TEL:0532-31-0311 ホームページ:http://www.koji-za.co.jp
こうじ菌20gで800円前後。

発酵食品は不思議 発酵は、おいしい化学変化
「発酵」とは、私たちの周りにもたくさん存在する微生物の力を借りた、伝統的な食の知恵。必要なのは、少々の手間と時間です。おいしくなるのを待ちながら…。
漬け込むことで、栄養価がアップ
家庭でできる発酵食品といえば、ぬか漬け。火を通さないと食べにくい根菜類も、漬けておくだけで食べられ、栄養価もぐんと高くなります。外食の多い方や、野菜不足の方に特におすすめです。 出典:五訂増補食品成分表
自家製なら、おいしさも格別 手を汚さず、ラクラクぬか漬け
ぬか床は、きちんと手入れをすれば長く使えるのでとても経済的。手入れのポイントは、(1)毎日よく混ぜる (2)水を抜いたり、ぬかや食塩を足して固さを保つ (3)ときどき、コンブや酒かすなどを入れて風味をよくする ことです。
ヘルシーな「発酵」と、キケンな「発酵」
発酵も腐敗も、食品に微生物が付くという点では同じ。栄養分やうま味が増すなど、人間に役立つ微生物の働きを「発酵」、食べ物を腐らせたり、食中毒などの症状を引き起こす微生物の働きを「腐敗」といいます。発酵すると、人間に有益な微生物が繁殖し、人間に有害となる腐敗菌を抑えるため、保存性が高くなります。なお、腐った食べ物を煮れば食べられるというのは間違いです。煮ても壊れない毒素もあるので、十分注意しましょう。
世界の発酵食品 発酵食品は食文化。それぞれの気候風土に合った発酵食品があります。

韓国 ドイツ タイ イタリア
[キムチ]
香辛料や調味料をきかせて、野菜を乳酸発酵させた漬物。別名、朝鮮漬。
[ザウワークラウト]
キャベツを小さく刻んで塩を加えて漬けたもの。ソーセージと相性ぴったり。
[ナンプラー]
小魚を発酵させて作る、タイの代表的な調味料。アミノ酸が豊富で濃厚な味。
[アンチョビ]
カタクチイワシを塩漬けして発酵させたもの。ペーストやソースなどもあります。

発酵食品をさらに知る本

『秘伝 発酵食づくり』 『秘伝 発酵食づくり』
林弘子著/晶文社
1,700円+税

こうじ作りをはじめ、みそ、しょうゆなどの発酵食作りの技を、体験談を交えながら伝授する実践的エッセイ。筆者は食品企画・開発のほか料理教室を主宰。
『昔と今のみそレシピ200』 『昔と今のみそレシピ200』
みそ健康づくり委員会/小学館スクウェア
1,143円+税

1冊丸ごとみそのレシピ集。みそ汁だけで100種類近く紹介されています。そのほか郷土料理や洋風レシピなどバリエーション豊か。みその底力に気づきます。

しょうゆ工場見学レポート 伝統的なしょうゆ作りとは?

かつては、家庭でも行われていたしょうゆ作り。やがて大規模な工場での大量生産に変わっていきましたが、今でも、昔ながらの手作業にこだわったしょうゆ作りを行う工場があります。東京都あきる野市にある近藤醸造でそのプロセスを伺いました。
おいしいしょうゆができるまで
(1)大豆を浸漬し、蒸す (1)大豆を浸漬し、蒸す (5)火入
大豆をやわらかくしてこうじ菌が繁殖しやすくします。 殺菌すると同時に、製品の変質を防ぎ、香りや風味を調和します。
(2)こうじ室で栽培 (2)こうじ室で栽培 (6)検査・ビン詰 (6)検査・ビン詰
大豆と炒ってくだいた小麦、こうじ菌を混ぜ、こうじを作ります。 香り・色・味をチェック。ビンに詰めてラベルを貼って完成。
仕込み、攪拌 (3)仕込み・攪拌 〈五郎兵衛しょうゆ〉
こうじと食塩水を桶に入れ、材料が均一になるように混ぜます。 厳選した国産丸大豆、国産小麦を使用し、ゆっくりと自然発酵させた手造りのしょうゆ。製品はすべてガラスびんで出荷し、自社で回収し再利用。環境にもやさしい製品です。
発酵・熟成 さらに攪拌を重ねながら1年かけて発酵・熟成させます。 こうじ菌と酵母、乳酸菌などが働いて分解・発酵・熟成が進みます。 近藤醸造株式会社

近藤醸造株式会社
〒190-0014
東京都あきる野市山田733-1
http://kondojozo.com
(4)もろみを搾る
発酵・熟成によってできるもろみを布で包んで搾り、生醤油と粕に分けます。

発酵食品は便利 今日から使える発酵食品レシピ
毎日食べたい発酵食品。手軽においしくアレンジするレシピをご紹介します。 発酵食品の豊かな栄養は、主食や野菜などと組み合わせてバランス良く食べることで、健康により役立てることができます。
納豆と玉ねぎのかき揚げ

納豆に含まれるビタミンB2は、エネルギーの生成に関わり、体を動かすために欠かせない栄養素。また、加熱しても減少しにくいので、色々な調理に使えます。

納豆と玉ねぎのかき揚げ

材料(4人分)

納豆…1パック

玉ねぎ…1/2個

青のり…小さじ1

小麦粉…適宜

水…適宜

作り方

納豆、玉ねぎ(1.5cm角に切る)、青のりを軽く混ぜておく。小麦粉を水で溶いて衣を作り、具を入れ、約大さじ1ずつを中火で軽く色が付くまで揚げる。

○調理時間:15分 ○エネルギー:1人分165kcal 

 
アンチョビロール

アンチョビを和風にアレンジ。アンチョビの原料のカタクチイワシには、脳の健康をサポートするDHA、血液をサラサラにする効果が期待できるEPAが豊富に含まれています。

アンチョビロール

材料(4人分)

酢飯…400g

のり…2枚

アンチョビ…40g

(フィレまたはペースト)

キュウリ…1/2本

白ごま…大さじ1

作り方

のりは全形を半分にして使う。のりに酢飯を薄くしき、千切りにしたキュウリ、アンチョビを乗せ、上から白ごまをふって巻く。

○調理時間:15分 ○エネルギー:1本 230kcal 

 
さつまいものヨーグルトサラダ

整腸作用が期待できるヨーグルトに、メラニン色素の生成を抑制するビタミンC、ナトリウムの排泄を促すカリウム、便秘の予防に役立つ食物繊維が含まれるさつまいも。美容にうれしいメニューです。

さつまいものヨーグルトサラダ

材料(4人分)

さつまいも…200g

ヨーグルト…120g

塩…少々

粒コショウ…少々

レーズン…適宜

作り方

さつまいもは皮をむいて一口大に切り、すっと串が通るまでゆでる。ゆであがって粗熱がとれたらヨーグルトを加え、塩、コショウしてよく冷やしておく。好みでレーズンを入れる。

○調理時間:20分 ○エネルギー:1人分92kcal

 
 
○取材協力 ・料理研究家/林弘子氏 ・近藤醸造株式会社/近藤功氏
○参考文献
「秘伝発酵食づくり」(林弘子著/晶文社)
「発酵」(小泉武夫著/中央公論新社)
「発酵は力なり」(小泉武夫著/NHKライブラリー)
「しょうゆを科学する」(しょうゆ情報センター)
「ぶくぶく発酵するふしぎ」(生活環境教育研究会編/社団法人 農山漁村文化協会)
「五訂増補食品成分表」(女子栄養大学出版部)

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