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Monthly Medical Herb
風邪予防のハーブ

2010.10.27 update.

風邪の季節が到来しました。手洗いやうがいでまず予防をしましょう。
風邪をひいてしまったら、充分な休養と栄養補給が大事。薬だけに頼らない方法も考えてみたいですね。
日常生活の予防として次の三点が挙げられます。

・身体を冷えと乾燥から守る
特に女性は下半身は冷えやすいので、しっかりと保温しましょう。
室内の加湿器などで湿度60%以下にならないように。
・規則正しい生活を心がける
身体の不調に気づいたら、早めに就寝。
インフルエンザの流行時にはなるべく人込みを避けて、帰宅したらすぐに手洗いとうがいを!
・免疫力を高める食事を取る
風邪をひくと体内ではビタミン、ミネラル類が消耗されるので、免疫力を高める野菜をたくさん取りましょう。スープや煮物など汁ごと食べられる温かな野菜料理が最適です。

風邪とは、医学用語で「急性上気道炎」。
鼻と喉に炎症を起こす病気のことで、原因の大半はウィルスなので、抗生物質は必要なし。
治療は基本的に症状を和らげる対処療法と風邪をひきにくくする免疫力アップなので、ハーブのような植物療法は重要といえるでしょう。

 

ジンジャー
冷え性で、毎年のように風邪をひく人には、日常にジンジャーを取り入れるのをおすすめします。

緑茶うがい
緑茶の精油成分には抗菌作用があるので、うがいに最適です!

ジャーマンカモミール+リンデン+ローズヒップ
鎮静作用とリラックス効果のあるカモミール、発汗作用のあるリンデン、ビタミンCが豊富なローズヒップを加え、日常の免疫力のバランスを整えます。

 

エキナセア
風邪には「エキナセア」と覚えておきましょう!
短時間で免疫システムに作用し、免疫力を強化するといわれています。薬効の高さと安全性によって、世界中で高頻度に使用されているハーブで、抗ウィルス作用、抗菌作用、体内のインターフェロン増強作用により、海外では医師も処方しています。
予防のハーブティーとしてだらだら飲むのではなく、風邪をひいた際に短期間で使用するのがポイント。チンキ剤もおすすめ。

エルダーフラワー
鼻と喉の炎症に効果のあるハーブで、古くからインフルエンザの初期症状(鼻水や涙目)に使用。
使い始めてから二日以上経過したものに効果はあまりみられないので、エキナセア同様に、風邪の初期に使用してください。
エキナセアとエルダーフラワーのブレンドハーブティーもおすすめです。

セージ
緑茶だけでは不安な場合は、セージのうがい(セージ+タイムでも良い)をどうぞ。
セージはローズマリーに次ぐ抗菌力を示し、抗菌作用をもつハーブです。口内炎のトラブルによく使用され、マウスウォッシュに最適。
日常のうがいには緑茶を、ちょっとした喉の痛みにはセージをおすすめします。

 

 

ハーブの働きや、選び方の基本はこちらをご覧ください。
ハーブを有効に活用するための「基本の基」

 

 

 

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<監修者プロフィール>
日扇会第一病院 診療部長
呼吸器・アレルギー内科専門医

入谷 栄一(いりたに えいいち)

東京女子医科大学を経て、日扇会第一病院で最先端医療を行うほか、山手クリニックで月に2回ほど日本初ハーブ専門外来も行う。現代医療に補完代替医療を組み合わることで、その人に合ったテーラーメイド医療を提案できるプロフェッショナルとして全国で活躍中。また日本メディカルハーブ協会理事、融合医療研究会理事長など数多くの役職に就く。著書『病気が消える習慣』(経済界)など

入谷栄一  公式サイト

<text:佐々木真理>

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