
Monthly Medical Herb
スポーツのハーブ
2010.09.22 update.

涼やかな風を感じたら、季節はあっという間に秋です。夏の間「暑い、暑い」と汗を流していた代わりに、今度はスポーツで爽快な汗を流し、健康増進に務めましょう。スポーツの秋が到来です!
体を動かしたり、鍛えたりした後で、リフレッシュ効果を高めるドリンクはいかがですか。爽快感を味わいながら健康にも留意したい人に、スポーツドリンクに代わるハーブティーをおすすめします。
ペットボトルに入れて、スポーツの後で手軽に飲んでみましょう。
おすすめのハーブを紹介する前に、まず「運動の効果」という“基本の基”をおさらいしましょう。
運動は、ストレスを緩和して深いリラクゼーションをもたらす効果があります。また、適度の運動は、質の良い眠りを提供します。
このように免疫力のバランスを整えますが、過度の運動は免疫力のバランスを壊すので注意が必要。運動で筋肉を酷使すると、筋肉への酸素供給量が不十分となるため酸欠状態になり、疲労物質である乳酸が再生されることも。ひどい時は痛みや疲れを生じるので、くれぐれも無理をしないことが大事です。
運動するなら、定期的に行うのがいいでしょう。心拍数を増加させ、心拍出量が増加するので、循環器調整や体脂肪、血糖値を低下させます。そのため、肥満防止、糖尿病予防にも効果があるといわれます。
・マテ茶
南米3カ国(ブラジル、アルゼンチン、パラグアイ)に棲息するハーブで、コーヒーやお茶と並び世界3大ティーに数えられます。
ビタミン・ミネラルや、鉄分・カルシウムなどミネラルが豊富のため、運動時に消耗されるビタミン・ミネラルを補うのに、最適なハーブ。
・ネトル+ペパーミント
ネトルもマテと同様に、ビタミン・ミネラルが豊富。
ペパーミントを少量加えることによって、メントールの清涼感と消化器機能の調整作用により、運動後の消化不良や吐き気などの不快な症状を緩和させる効果もあります。

・ハイビスカス+ローズヒップ
ハイビスカスは酸味が強く、含まれるクエン酸がエネルギー代謝促進作用を持つので、肉体疲労の回復を早めます。またビタミンCの含有が多いローズヒップとブレンドすることによって、運動によって消費されたビタミンCが補われるので、運動時の栄養補給に最適なハーブ。
・タイム+ローズマリー
血行促進作用のある2種類のブレンドハーブで、筋肉をほぐす効果があります。
タイムには筋肉の緊張を和らげる作用が、またローズマリーには、滋養強壮の効果があり、抗酸化作用が強く、「若返りのハーブ」とも呼ばれています。少々飲みにくいため紅茶や烏龍茶などに混ぜてもいいでしょうね。
ハーブの働きや、選び方の基本はこちらをご覧ください。
ハーブを有効に活用するための「基本の基」
<監修者プロフィール>
日扇会第一病院 診療部長
呼吸器・アレルギー内科専門医
入谷 栄一(いりたに えいいち)
東京女子医科大学を経て、日扇会第一病院で最先端医療を行うほか、山手クリニックで月に2回ほど日本初ハーブ専門外来も行う。現代医療に補完代替医療を組み合わることで、その人に合ったテーラーメイド医療を提案できるプロフェッショナルとして全国で活躍中。また日本メディカルハーブ協会理事、融合医療研究会理事長など数多くの役職に就く。著書『病気が消える習慣』(経済界)など
<text:佐々木真理>














