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○今年はセミオーダーメイド日傘に挑戦

紫外線の強いこれからの時期、外出時に欠かせないのが日傘です。最近はデザインのバリエーションもずいぶん増えました。「健康のために使うもの」は、とかく実用重視、機能重視になりがちですが、傘はファッションの一部。バッグや靴のように、愛着の湧くものを持ちたいものです。

傘を開くたびに、丁寧な手仕事を感じられます。セミオーダーメイドの基本料金は1本13,650円(税・送料込)。写真の長日傘のほか、折りたたみ日傘もあります。

というわけで、今年は、セミオーダーメイドに挑戦することにしました。お願いしたのは、京都の傘製造メーカー、小野内商店。明治時代に創業、近年はこれまで大手ブランドや百貨店の傘、作家やデザイナーの特注品などを製造してきた実績があり、「売っている傘を買うだけでは表現しきれない思いを形にしたい」と、オーダーメイドの受注をスタートしたそうです。

セミオーダーメイドは、生地、骨、持ち手、留め具、露先を、それぞれホームページ上のサンプルから選択する方式。傘は、面積の大きい生地よりも、パーツのほうがイメージを左右するようで、大いに迷うところです。決めかねる場合は、生地だけを選んでお任せすることもできます。しかしせっかくですから、今回はすべてのパーツを選び、さらにオプションでレースも追加してみました。レースは自分で購入し、郵送します。

自分で用意したレースを付ければ、オリジナルの1本に。(1種類追加につき1,000円〜)。

後日、見積書と、生地にレースを付けたイメージ写真が送られてきました。生地の実物を見ていないだけにレースが合うかどうか心配だったのですが、これで一安心。

それから待つこと約2週間、到着したのが写真の傘です。いかがですか? 生地に厚みがあり、竹の持ち手、金の美錠と露先で、閉じた状態でも存在感ある1本に仕上がっています。ですが、特筆すべきはやはり開いた状態のシルエットでしょう。フォルムの美しさは小野内商店の一番のこだわりで、「生地によって傘の型(生地の裁断時に使う木型)を変え、納得のいく形になるまで時間をかけて調整しています」と小野内商店の小野内香織さん。細部にまで、手作りならではの愛情を感じられる日傘。夏の外出が今から楽しみです。

オーダーはこちらから 小野内商店ホームページ

<text:吉良直子>

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Life 編集長 吉良直子