
体操の基本
ラジオ体操のススメ
2010.07.09 update.夏の風物詩といえば、夏休みに小学校などのグラウンドで行われる「ラジオ体操」を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?
ラジオ体操の始まりは1928(昭和3)年。「国民保健体操」として制定されました。戦後の1951~1952年に「ラジオ体操第一・第二」として再構成され、ラジオ放送やテレビ放映などによって全国に広まり、今や国民的な体操となっています。
ラジオ体操は有酸素運動、筋力トレーニング、ストレッチの3タイプの運動が含まれているバランスの良い体操だといわれています。今年の夏はラジオ体操を習慣にして健康に過ごしてみませんか?
ラジオ体操のポイント
ラジオ体操は第一体操、第二体操ともに13種類の運動で構成された全身運動です。これは、全身の関節や筋肉を動かし、それに加えて体の前後左右へバランス良く刺激を与えることで、日常生活で使われなくなっている部分を適度に動かせるように考えられています。
また、順序良く徐々に運動強度を増していく構成で運動疲労を残さず、心臓に負担をかけないように配慮されているので、お子さまからお年寄りまで誰もが行える体操です。
ここでは、一般的に広く行われている『ラジオ体操第一』の簡単な動きとポイントを解説します。体操の目的や動きを知って意識して行うことで、正しい動きの体操を行うことができます。
全国ラジオ体操連盟のホームページからはラジオ体操の動きを図解と動画で確認することができます。細かい動きやリズムの取り方などは、全国ラジオ体操連盟ホームページ『ラジオ体操とみんなの体操 動画と図解』を参考にしてください。
<注意点>
ラジオ体操は体を大きく動かしたりリズム良くジャンプしたりなど、比較的運動量の多い体操でもあります。特にお年寄りや腰痛など持病のある方は、自分の体が動く範囲を考えて無理せず行いましょう。
※イラストの下にある① ② ③ …はリズムと動きの順番を表しています。自分に合ったリズムで行いましょう。
腕を前から上げて横から下ろす。(×2回)
腕を横に振りながら、かかとを上げて脚を曲げ伸ばす。手を振り戻すときかかとを下ろす。(×8回)
腕を外回りで1周、内回りで1周回す。(×4回)
左脚を横に出して脚を広げながら腕を横に振る。もう一度腕を大きく振って胸を反らす。(×4回)
右腕を横から上に振り上げて体を左に曲げるのを2回繰りし、同じように反対側も行う。(×2回)
前屈して3回はずみをつける。体を起こして手を腰にあて、体を後ろに反らす。(×2回)
軽く腕を振って体を左・右と交互に2回ねじり、左斜め後ろに大きく2回体をねじる。同じように反対側も行う。(×2回)
左脚を横に出して脚を開き肩に手を置く。腕を上に伸ばしてかかとを上げる。腕を元に戻してかかとを下ろし、左脚を閉じながら腕を下げて下に伸ばす。右脚を横に出して同じ動作を繰り返す。(×2回)
左脚を横に出して脚を広げ、体を左下に2回はずみをつけて曲げる。体を起こして腕を開き胸を反らす。同じように反対側も行う。(×2回)
腕を大きく振りながら体をぐるっと左回りさせる。同じように反対側も行う。(×2回)
両脚を揃えて4回跳び、次に脚を開いて閉じてと跳びながら腕を横に上げ下ろす。(×2回)
腕を横に振りながら、かかとを上げて脚を曲げ伸ばす。手を振り戻すときかかとを下ろす。(×8回)
大きく深呼吸しながら、腕を前から上げて横から下ろす。(×4回)
夏休みは近所のラジオ体操に参加しよう!
ラジオ体操の楽しみといえば、みんなで集まって一緒に体を動かすということ。それだけで一日の元気が湧いてきそうです。この夏は近所のラジオ体操に参加して、心も体も元気になってみませんか? 『全国ラジオ体操連盟ホームページ』では、全国のラジオ体操実施会場を検索することができます。
<参考文献>
『ラジオ体操 みんなの体操(理論と実践)』発行:(財)簡易保険加入者協会
『CD付(図解)本当はすごい「ラジオ体操」健康法』発行:(株)中経出版/監修:湯浅景元













